2017年06月12日

本当の君

本当の君

 君は凡人の群れに長くいた。そこでは本当の君を、誰も見てくれない。
 他人の思いを追いかけていた君は、それで自分を見失った。

 君は今、小さくなって、才能もみせなくなった。
  自分が何人かも忘れてしまった。
そんな君は、この前まで、やる気にあふれていた。

 かつての君は、伝統技能の達人だった。
 輝いていた君は、年に数回の旅行をしていた。
 君は本屋で、世界の最先端を知っていた。
 暖かい友達がたくさんいた。
 女性たちと気兼ねなく楽しく遊んでいた。

 今の君は、気力が抜けている。
 才能は閉じ込められる。
 君を認める友人がいない。
 君が活躍する場がない。

 なにより、君の能力が貶められている。
 育たないように檻に閉じ込められている。

 君は、本当の自分を見失った。
 それは、君の最高能力の集合だ。
 君は、誰よりも強かった。
 君は、圧倒的に、世界を明るくとらえていた。
 君を超える思想はなかった。

 最高の自分をたくさん集めてごらん。
 そこに、本当の君がいる。
 君は、その最高到達地点から、
 また始まる。

 だいぶ下まで落ちたような気がするとしても、
 卑下するな。無力と思うな。それは偽りの自己だ。
 本当の君は、山々の上に腰をおろしている。
 思い出せ。そこによじのぼらなくてよい。
 今、ありのままの君は、高みにいる。
 そこからの景色をもう一度、よく眺めろ。
 君のちからは、衰えてはいない。
 才能は残っている。消えたりはしない。
 その真実が、君を本来の自己に戻す。

 君は千の才能を宿す。
 それぞれを、そこから始めよう。
 君はずっと前から輝いていた。
 君は、山を上る。それが君の幸せだ。
 幸せになろう。
posted by たすく at 22:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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